【お客様の声】あんなに悩んでいたことは、遥か昔の事のような氣持ち

青天の霹靂(へきれき)…まさにその一言につきる出来事でした。不思議な体験を言葉で伝えるのは難しく、少し長くなりますが、同じような境遇に居られる方の勇気になれば幸いです。

年明けに何となく受けた子宮頚がんの検査で、異常が診られるとの事。3ヶ月程かけて精密な検査を受けた結果、「異形成の高度」と診断されました。幸い、ステージが付く前のいわゆる「前がん」で、今のうちに手術で取り除けば、癌になる確率は低いとのこと。

そうは言っても冷静に判断できるまでに正直時間が必要でした。
まさか私が？何かの間違いでは？ほっといたら癌になるの？
先生に、「質問は？」と聞かれても…何を聞いたらいいかわからん…

次の診察までに手術をする時期を決める必要がありました。
子育ても落ち着いてきて、やっと自分の時間が持てるようになりこれからという時で…

これまでの人生、病気らしい病気もしたことがなく、出産以外では入院も初めて。
手術なんて考えたこともありませんでした。毎日、頭(思考)を上げて日常をやり過ごす事に精一杯で。

油断したら止まらない涙、ぶつけようの無い不安と恐怖で押し潰されそうになっていました。何でも無い１日を過ごせるということが奇跡なんだなぁと改めて思い知らされました。

手術までの時間を家族と友達に励まされ、勇気と笑顔を沢山もらいました。
それでも初めての手術に恐怖が打ち勝つことは難しく…。

入院まで一ヶ月を切った頃、『氣』を操れる不思議なお兄さんに出逢いました。
正しくは、出逢っては居たんですが不思議な部分は知りませんでした。

毎月メンテナンスと自分へのご褒美として夫と通っていたんですが、
夫とたまたまそんな話になったらしく、お話を聞きに行くくらいの気軽な気持ちで来店しました。

●心身元氣楽について
●心(＝身体)と神経について
●心の元気がなくなると身体も不調になる
●思考が不健康であれば身体に不調をきたす
等、色々なお話を聞きました。

頭では分かっていてもそれをどうすれば良いのか…
長い間家族と仕事中心の生活だったので、自分の身体や心に目を向けることをしてこなかったなぁと思い出しました。

自然界から『氣』をいただくことで、肚(はら)が据(す)わり、心と身体のバランスが良くなるとの事。話を聞いてもよく分からない…

というか、頭が追い付かなかったと言う方が近い気がしますが、
「半信半疑の私に言うよりも易し」
ということで、自然界からの『氣』を流した前と後の違いがわかるように施術をしてくれました。

「肚(はら)が据(す)わる」ということはその時体感しました。心の中の「怖い、嫌やなぁ、できれば避けたい」というマイナスな思いを全部受け入れて、きちんと整理されたような感覚でした。

「でもこの状態を手術日まで継続し続けることは難しいので、手術の前にもう一度来て体験してみませんか？」と声を掛けていただき、お願いすることにしました。

後日、時間を取っていただき、先日と同じ「肚(はら)が据(す)わる」を体感した後、改めてリラックスした状態で、「目を閉じて今一番心配なことを思い付く限り頭に思い浮かべてください」とだけ言われました。

（ここからは私の主観です。）
目を閉じたとたん、病気に対しての不安や、これからの事等々が、堰(せき)を切ったように思い浮かんでは、虹色のシャボン玉のような泡にその想いが、ひとつひとつ包まれていきました。

次に気が付くと、大好きな懐かしい海の中に私が居て、暖かくて気持ちが良いなぁと思いながら波に身を任せているうちに、その不安のシャボン玉がフワフワ降りてきて、波に洗われて小さな泡になって消えていきました。

その泡が全て消えてなくなった後、真っ白な雲の上、綺麗な青空の下に居ました。
フワフワしたような気がして、あまりにも綺麗な光景で涙が溢れそうになり、（頭では我慢せな！とやけに冷静でした。）その後すぐに、私の気持ちに変化が。

大丈夫、安心感、穏やか、安らぎ、肚(はら)が据(す)わる、軽やか。

そこまで来たときに、まるで私の頭の中を共有していたかの様なタイミングで、
「ゆっくり目を開けてください」とお兄さんの声がしました。

それまでの恐怖や不安が不思議と消えていて、子供の頃に感じていた安心感に包まれていました。言葉で伝えるのはとても難しく不思議な経験でした。

いよいよ手術の日。麻酔をする前は少し緊張しました。手術中も半身麻酔だったので意識はあり、先生や看護師さんの言葉は聞こえているのですが、なぜか雲の上に居るようなフワフワ感が再び！
(麻酔のせいかな？とは思うのですが)

天井の照明が綺麗だなぁと思って見ていると、羽が生えたようにフワフワ。
気持ちいいなぁと思っている間に終わりました。術後、夫の顔が見えたとたん涙が溢れ、無事に終わったんだと心底ほっとしました。

その後、2週間ほどお休みをいただき、職場復帰も果たすことができました。それから日常が戻り、半年程たった頃、何気ない会話の中で、私が「氣付いていない」ことが判明しました。

これまでは人に合わせることが、人間関係をスムーズに進めると思っていました。
「肚(はら)が据(す)わる」を経験してから意識していたわけではないのですが、難しい人ともスムーズにコミュニケーションを取れている自分に氣が付き、今も人間関係を上手く回してくれているように感じています。

毎月のメンテナンスで癒されて、自分自身と向き合う時間を大切にする事で、あんなに悩んでいたことは遥か昔の事のような気持ちです。自分らしく笑顔で毎日を過ごすためには頑張る！という気持ちだけでは、どうにもならないということに氣付かされました。

不思議なご縁に感謝し、
１日の始まりに今日も良い日！
１日の終わりに今日も幸せ！
と思えるよう、これからも生かされていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それぞれ環境も境遇も違いますが、貴方にとって必要なタイミングで、
必要な巡り合わせがありますよう心からお祈り申し上げます。